FAN3 参加レポート #02

Vigyan Ashramは、世界最初のファブラボというか、ファブラボという名称がない時に既にそれに近い活動をしていたという伝説の場所なので、いつか行ってみたかった。MITのニール・ガーシェンフェルド教授がここを視察して感銘を受けて、その活動をデジタルファブリケーションで実現するものをファブラボとしてMITに作ったという流れらしく、FabLabの先祖ということで、FabLab0(ゼロ)とも言われる。
とにかくVigyan Ashramは、自分たちで共同生活しながら必要なものを作り上げて活用していく理想郷のような場所で、そこに向かう旅の間は天竺を目指す三蔵法師一行の様な気分。結構遠かった・・・。

朝まだ薄暗い中、キャンバスの集合場所に行くと、まだ数人しかおらず犬が寝ていた。なんだかんだでみんなが集まって、バスが来たのは結構後だった。そして、Vigyan Ashramまでそのバスで何時間かかるのか?2時間という人もいれば3時間という人もいて皆目見当がつかない。とにかくバスは走り出した。

1時間半ほど走ったところで、高速脇のサービスエリアに立ち寄った。日本のそれに比べると、もう少しごちゃごちゃしていて、様々な小さなお店が建物の中に入っている雰囲気。そこでチャイを飲んだり売られているお菓子を食べたりしてみんな興味津々だった。それにしてもチャイにしても、コーヒーにしても小さすぎて飲んだ気にならない。マグカップくらいのサイズでガブガブ飲みたい派なので辛いけど、10ルピーだしそんなものなのかな?上の写真の中央の下の男性が持っているのがチャイ。めちゃ砂糖入っている。

バスは山を登り始め、地平線が見えそうな雄大な景色が広がった。その高速道路に荷物を満載したトラックが苦しそうにゆっくり登っていて、バスはそれらを避けながら進む。景色を見ながら、今まで書籍や誰かのプレゼンテーションでしか見ていないVigyan Ashramという場所は一体どんなところなのだろう?といろいろ想像してしまう。高速を降りて農村の広がる中を抜けて、荒野の様な丘を登って行き、ついにキャンパスを出発してから4時間半ほどで、Vigyan Ashramに到着した。

バスを降りてVigyan Ashramの中に入っていくと、太鼓を叩いて歓迎してくれる。更に各自の額にビンディ(赤い点?)を付けて、白い帽子を被せてくれた。そしてチャイとクッキーで休憩をしてからいくつかのグループに分かれてVigyan Ashramの中の各施設を見学して周りながら説明を受けた。ここにある建物の幾つかは職員やここで学ぶ生徒たちが建てたらしい。自分たちで自分が学ぶ場所自体を作るというのはどういう気分だろう?愛着が湧くだろうな。

Vigyan Ashramに行く前のイメージはこんな感じだった。
・次々と苦しい農村の課題を解決し続けている清貧的活動。
・インド各地からここにものづくりを学びに来て故郷に帰って活躍。
・共同生活と学校でもあるということでちょっと戸塚ヨットスクール的?

実際に来てみて、ここに学びに来ている人たちに話を聞くと、辛い感じはあまりなく楽しんでいて、早く学んで起業したい!というような前向きな話をよくしてくれた。日本で社会課題の解決というと大げさに感じてしまうが、ここでは生活が便利にできるようなものづくりへのハードルが低いのではないか?

自分たち自身で作れる≒安く作れる≒買える人が増える

というような事も考えながら製作しているようだ。中国に行った時も感じたが、日本人が「それ作ってもなあ」「もう他にあるしなあ」などと考え過ぎて何も作らないでいる間に、どんどん作ってスキルや経験を上げていくのだろう。敷地のあちこちにこれまで作られた道具や機械が置かれていた。

Post from RICOH THETA. https://theta360.com/s/jlqU1telI9yhbbwzXxukSKmH6

同行した渡邊先生の情報では、ここでの製作は基本的に、想定顧客がいる事を前提に実施するそうで、故郷の村の人たちでもいいし、どこか自分で見つけてきた、電気のない村のための発電機でもいいが、とにかく顧客がいるという事を重視している。Vigyan Ashramのスポンサーも幾つかの企業や団体がいるそうで彼らのテーマに合わせたものでも良いらしい。

ドーム型の温室を作り、中の湿度や温度を一定に保ち、必要な量だけの水を適当なタイミングで供給するというシステム。丘の上にあるVigyan Ashramでは水は非常に貴重なのだ。その水をどう効率的に活用するのか?そういうテーマが多かった。このドームの中では各作物の根元の土にセンサーがあって、乾燥してくると水が供給される。

外から見た温室。細い鉄骨の組み合わせで多面体を作り、そこにビニールを掛ける形式。このドーム構造が様々な建物で使われていた。

こちらはドーム構造の乾燥室。ビニールではなく、セメントの様なもので覆われている。頂上に空気を抜く部分を設けていて、ドームの基部近くに小さな空気穴がいくつか開けてあり、下から上に空気を流しつつ内部を乾燥させていく。それによって保存食の製作などを行うというもの。
同様のドーム構造で居住施設も作られていて、外から見るとSFの世界のような雰囲気もあった。

他にもここで作られた様々な機械が並んでいた。このべスパ?バジャジ?を改造した機械は、映画「きっとうまくいく」(原題「3 idiots」)のラストシーンで登場するらしい。みんな嬉しそうにこの機械を改造した写真中央の白いシャツのおじさんと記念写真を撮っていた。ちなみに自分はこの映画を観ていないのでみんなの盛り上がりに乗ることができず。Netflixで観れるので今度見てみようと思う。

続いてこちらは、アクアポニックス。高い位置まで組み上げた水を流して段々畑で作物を育てつつ、最後に魚を飼っている池で水を回収、魚の糞などを栄養としてその水をまた畑に戻すという循環型水耕栽培施設。オクラやいくつかの種類の作物を作っているらしい。段々畑の下部にある池には魚がいるそうだが、姿は見ることはできなかった。

女性のグループが3Dプリンターでの義手製作も実施していた。実はつくる〜むでも、exiiのオープンソースの義手を作ってみようとしたんですが、あまりのパーツ数の多さに諦めてしまいました。それを彼らは作って実際に試していた。女の子が使うので、それには結構大きすぎるのでなんとか小さくしたいというのが彼らの願いでしたが、単純に小型化するとサーボなどの部品が収まらなくなるしでかなり苦戦しているとのこと。パラメトリックに各部のサイズ、形状、指の長さなどを調整できるようなCADの進化形の様なモノがあれば良いのかも。確か2年くらい前のイベントでexiiの人と話をしたことはあったので、インドの僻地で作った人がいるよ!と報告したいと思ったものの、ほんのちょっと話をしただけで、相手はこちらを覚えていないだろうし、つい最近触覚デバイスを発表して忙しいだろうなとか、社長さん最近辞めてたなとか余計なことを考えて躊躇。

巨大なソーラークッカー。要は連邦がソロモンに対して使ったソーラ・システムと同じで鏡で太陽の光を集めて一点に集めるというもの。集光した部分ではかなりの高温になると云う。試しに壁に反射しているあたりに立ってみたらかなり暑かった。そしてその直後に「危ないだろ!」と注意を受けてしまった。
二個めの画像は集光する部分で、右の丸いモノは温水器で、ここに水を通すことでお湯を作ることができ、この部分はドアの様に動かすことができるので、集光部から外すと、左側に鍋がありますが、料理に光の熱を使うことができる。反射のための鏡部分は太陽の移動に応じて向きを変えることができるのだが、現状は手動でいつか自動化したいとの説明があった。

巨大なCNCにプラズマカッターを付けた試作と、その切断サンプル。加工精度が悪く調整がまだまだ必要とのことだったが、厚み1cm近い鉄を任意の形状に切断できるというのは魅力的だ。施設が大きいこともあり、このようなサイズの加工機を設置し、さらに溶接などもできるので、インド各地から来た生徒たちは様々なスキルを身につけて帰ることができる。3Dプリンターなどのデジタル・ファブリケーションだけでなくアナログな製作手段を組み合わせることが重要なのだと感じた。

彼らの食事をご馳走になった。とても美味しかった。後日Vigyan Ashramで学ぶコストについて聞いてみた。
・受講料は3ヶ月ごとに2500ルピー
・食事、宿舎でも同じく2500ルピー前後
・2年、1年など幾つかのコースがある
ということの様だった。どんな人が来るのか?というと既存の学校をドロップアウトした様な人が多いと言う。2500ルピーと言うのは日本人からしたらそうでもないけど、インドではそこそこの額なので、それなりの家庭の子が来るイメージなのかな?卒業後は起業するケースが多いらしい。2015年の卒業生のスタートアップをまとめたページを、FAN3後に再度現地を訪ねた高寺さんより教えてもらったので参考に。Vigyan Ashramに寄付をするくらい成長した会社も存在するらしい。社会課題を発見しやすいインドだから出来ることなのか?、日本では同様のことが可能なのか?

Vigyan Ashramに来たことで、更に色々考えてしまった。もし可能ならいつか自分も数か月滞在しながら何かを作れたらいいな。

翌15日は主にMakerMelaの見学です。

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FAB3 参加レポート #01

2017/01/12- 2017/01/22まで、インドに行っていました。
FAN3というFabLabのアジア圏のネットワークのカンファレンスに参加するためです。ムンバイ、プネ、コーチンという3つの都市を移動しながら開催されるので、インド初体験の私は自動的にあちこち行けてお得です。

MakerMelaというMakerFaireそっくりのイベントに並行して開催される13日-15日のムンバイ編。RiiDLというSomaiya Vidyavihar付属のテック系のインキュベーターが主催しています。朝会場の大学に行くと、FAN3の看板が出ていました。Follow The Black Arrowとありますが、黒い矢印がないのが良い感じです。(後で見たら、ちゃんと追加してありました)

今回のFAN3のムンバイ編は、自分には結構戸惑うことが多かったです。まず事前にWEBで知らされていたスケジュールと全然違っていて、各ラボの紹介が初日の午前中だけで、2日目か3日目にでもFabLab関内の紹介をしようと思っていたので、慌てて資料を作って無理やりプレゼンしました。つくる〜むの紹介もしちゃおうかと思いましたが、海外のFabLabと違い、日本の場合はFabLabの概念がかなり厳格で会社にあるのは違うでしょ?みたいなことになりかねないので控えました。それに社内のラボっていつなくなるかわかりませんしね。(海外では社内のラボもFabLabだったりします。大学にあって、大学関係者しか使えない場合もFabLabと名乗ってますし、市民に開放すること〜的なFabLab憲章があまり厳格ではないのでしょうか)とにかくこの時間がこう言ったイベントで一番好きなパートの1つ。アジア各地のFabLabがどんな成り立ちで、こういうものを作っていて、次はどんなことしようとしているか?みたいなことを紹介していくのですが、各FabLabでそれぞれ違っていて、それがすごく面白い。

ArduinoMegaを内包したSTEM教育用キットeviveを開発、販売しているというIIT Kanpurのスタートアップの話も聞けた。INDIEGOGOに去年出していたようで4万ドル近くは集めたらしい。(IITはインド工科大学で、インド各地にあるMITみたいな理系の学校)
傾向として、インドの幾つかのFabLabは大学に設置されていて、企業などの外部との共創活動に使われたりもするものの、一番アピールしていたのはスタートアップ支援だった。インドでは今起業ブームらしく、どんどんスタートアップが生まれていて、彼らのインキュベーションを行うのがメインのミッションだという。この会場のRiiDLもまさにそのための活動をしている。なぜ、起業するのか?という部分はコーチン編で聞けたのでそちらで。

さすが、インドというか、校舎の入り口に神様がいました。その奥には学生たちが作ったレーシングカーが置かれていたり。学生もそうですが、インドの人たちはすごく好奇心旺盛なようで、自分が一人で学内をうろうろしていると、頻繁に話し掛けて来てくれました。どこから来たの?何しに来たの?日本から来てインドはどういう印象?などなど。自分の拙い英語では結構厳しい。インド英語だと発音自体もかなり違うので知ってる単語でも理解できなかったり。それでもそういうコミュニケーションが嬉しい。

午後は、幾つかの場所でワークショップがあったんですが、どういう種類のワークショップがどこでやっているのかよくわかりませんでした。その後、並行して開催されるMakerMelaと合同のパネルディスカッションが講堂で行われ、この日のスケジュールは終わりました。この日の印象はとにかくインドの建物のエアコンがアメリカ以上に強烈だということです。薄い上着を持って行っていたのですが全く役に立たず、寒くて死にそうでしたので翌日以降は厚い上着を持っていくことにします。そして明日14日はムンバイではなくプネ近郊のVigyan Ashramに行くよということで、朝早くにキャンパスに集合してバスで3,4時間掛けてみんなで行くらしいです。そのあたりが次回。

Upworkを試してみたら、謎なアプリができた話

190です。私はプログラムを書くことができません。もともと論理的な頭をしていないので、絵とかモデリングとかそれこそ粘土捏ねるのとかならなんとかなるんですが、どうしても何度トライしてもダメ。そんなわけでプログラミングのパートは仲間にお願いして自分はいつも3DCADとかイラストとかロゴなんかを担当して来ました。

そんな中、6月初旬にシンガポールのMaker Faireに持っていくgoogleのcardboardのような、ハコスコのようなスマホを入れて使うHMDを製作していました。

それ用に仲間にお願いしていたアプリはもうすこし時間が必要だそうで、どうやらMaker Faire Tokyoには間に合うようですが、シンガポールには間に合わない。ということがわかりました。

この日は月曜だったと思うのですがその週末にMaker Faire Singaporeというタイミングでふと、思い立ってしまいました。それはMikihisa Hayashiさんのこのあたりの記事のように挑戦してみるか!と。

HMD自体はほぼ完成に近づいていました。女川でのハッカソンで製作したものを更に改良し、心拍数を計って数値に応じた色でLEDが光って周囲に知らせるけど本人には見えないという素敵な仕様です。左の白いパーツがフェイスになり、ピンクのパーツがHMD本体になり、こっちにスマホを入れて使います。女川で問題になったスマホをARの為に演算させると発熱が凄い問題を空気穴を開けて改善しようという野心作です。

今回、ARなのかMRなのか、それともどっちでもないのか、スマホのカメラを利用して、実景を使ってちょっとした遊びを入れることを考えました。でもこの日は月曜。金曜には飛行機に乗ってシンガポールに行くのでそんなに工数の掛からないものにしようということで、HMDを覗くと、周囲の人の顔が挿げ替えられるというモノにしました。

※プログラム組めないということはこれが大変なのかどうなのかもわからないんですね。とりあえずそれを説明するポンチ絵を描いてみます。

Mikihisa Hayashiさんの記事ではOdeskという名前だったのですが、検索しても見つからず、どうしてもUpworkというサイトに行ってしまい困惑しました。どうも名前が変わったらしいです。まずは登録をということで、あちこちのサイトを参考にしながら名前とか連絡先とか支払い方法をどうするかとかを入力しました。意外と時間がかかってしまいましたが、そのまま勢いで何を作って欲しいのか?というJOBを登録していきます。

”Android app for HMD. “Face change"”

というJob名称で、読んでわかってくれよ!という全身から漲るオーラをこの文字列にぶつけたかのような名称です。

※残念なことに私の英語は偏差値40台が無理やり英語らしきものを使うというやつなので、長々と文字を書きたくないのです。内容は多少説明を書いたものの、上の画像を添付してこれでわかるだろうと・・・。

一応、HMD画面の中で人の顔が入れ替わっているという画像が大きめに別に添付しました。文字は無理だけど絵なら伝わるよね♪ という今まで人生を乗り切ってきたいつもの手法に逃げたんですね。

で、このジョブを登録!っとすると4、5人出来そうな人をUpworkから推薦されました。いろんな人がいます。インドの人が2人、どうも1人は個人でフリーランスをやっていて、もう1人は会社だけど仕事をUpworkで見つけているようです。インドの2人は時給$8と時給$35で結構差があって、これはスキルとか経験のよるらしかった。ブルガリアのフリーランスの人時給$20。ベトナムの人は時給$10で安かったけどちょっと不安だったり。

で、彼らにこのJobやったらどれくらい掛かるか聞くと、もの凄く差が出たんです。このやり取りはUpworkのチャットでやれます。インドの1人(仮にAさん時給$8)は「80時間掛かるよ」と時給は安いけど総額は予算オーバー。もう1人のインド人(Bさん)は「まずは出来るか試すのに30時間は欲しい。」ブルガリア人(Cさん)は「5時間で出来る。簡単だよこんなの!」とこの3人ともう1人くらいで迷ったんですが、金曜までに間に合わせるにはブルガリアのCさん一択になったんですね。それに勿論お金もリーズナブルだし。それに自信満々なんです。

Jobの詳細はこんな感じでスタートです。

OFFER DETAILS

Client: Ikuo Inouchi (Ikuo Inouchi)
Freelancer: ブルガリアのCさん 
Job Posting: Android app for HMD. “Face change”
Contract Title: Android app for HMD. “Face change”
Hourly Rate: $20.00/hr

Weekly Limit: 5 hours / week

で、翌日彼から連絡があったんですが、もう3時間欲しいよとのこと。まあいいかとOKしました。ブルガリアは今何時なんだろう?とか呑気に構えていたら、インド人のAさんからチャットが入って、あの仕事どうなったか?と聞いてくるので、「ごめん8時間で出来る。って人にお願いしちゃった。」と伝えると「なんかあったらいつでも言って。8時間で出来るわけないから。マジで大丈夫なの?」と心配されたのに、なぜか自分は余裕で大丈夫でしょう〜と思ってました。

その後、しばらくしてブルガリア人のCさんからこう言うレイアウトで作るよ!って連絡あってビックリ。なんでカメラアプリになってるのよ?!と・・・。

「カメラアプリは不要だよ、HMDで覗いてLive viewで顔が入れ替わるの!」

とメッセしたんだけど返事がなくて、あっという間に金曜になって、もしかして彼は作れなくて逃げちゃったのかな?と思いつつシンガポールには別の今まで使ってたアプリを入れて行きました。すると日曜あたりに

「こっちはちゃんと仕事したのになんでシカトしてるの?」

と言ってきたので、「へ?」と思うと、どうもUpwork上でアクションをしてもスマホのUpworkのアプリには反映されないようで、金土日とPC開いていなかったので全然気がつきませんでした。

というわけで、帰国してから彼の自信満々のアプリのAPKファイルを受け取って、XPERIAにインストールしてみると動かないw

「動かないよ!」

「そんなわけあるか?こっちはちゃんと試したし!」

「でも動かないもん!」

「ちょっと待て、SONYの持ってる友達に聞いてくる」

「すまん、SONYのにはちょっと工夫がいるらしいから直した!」

というようなやり取りの末にやっと動いたんです!やった!

起動すると、なんかロゴとかまで勝手に出来てるw

そして・・・

なぜか

なぜか

「SELECT IMAGE」ボタンがぁ!

嫌な予感がしました。

・・・。

画像を選ぶと、その中の顔を認識して入れ替える!

そんでもって、入れ替えた結果をHMDモードで表示する!

という謎なアプリの完成です。

ビックリしたのと怒り心頭でHMDモードの写真撮り忘れましたw
(後日、追加しました)

この後、彼に

「HMDでLive viewで見えたものを顔認識して入れ替えるものが欲しいのに、全然こっちの意図通りじゃないんだけど!」

と伝えると

「Cameraアプリは要らないって言ったじゃないか!それにLive viewってなんだ?」

と驚愕の返答がありました。あれこれと説明すると

「あー、Real time trackingって言ってくれよ。いずれにせよ、それは超むつかしいから8時間とかじゃないんで!」

とか言ってくる。

「あのさ、わざわざ写真選んでから、一回一回HMDにスマホ入れてから見るっておかしいでしょう?他のインドの人とかは絵見てすぐ理解してたよ?」

この後かなり言い合いになったけど結局彼は彼の理解で仕事をしたので彼が申告した7時間半分の料金とUpworkの手数料とかで$184がPaypal経由で支払われて行きました。

教訓はいろいろあるんだけど、説明を横着しちゃいけないなっていうことでしょうか。仕事でもそうだもんね。

スマホ内の画像から、加工したい画像を選択します。何気にこの画面、日本語に成ってますね。Cさんは日本語の勉強をしてたらしい。左の男女の画像を入れ替えてみます。

そして、HMDモードで、二人の顔が・・・。うーんw こういうことじゃないんだけど、お金もないし、諦めモードです。不思議な俵型にくりぬいていますね・・・。それにこれ何でブラウザ画面なんだろう・・・。

謎は深まるばかりです。

それはともかく、自分はデザイン事務所で受注側とメーカーで発注側も経験しているのですが、こういう思い通りにならない時って発注側の発注スキルが低いせいだったりします。あと、何回かやってお互いの癖とか傾向がわかると、発注者の意向に沿う提案と、それとは違う自分の提案を出せるようになったりするので初回はこんなもんでしょう。ただクラウドワークだとまた同じ人に仕事出せるかはわからないですが

HMD自体は別のアプリで活躍しました!

ちゃんちゃん♫

シンガポールの電気街 Sim Lim

SIM LIM SQUARE 森林広場?

5,6階建ての大きな建物の中に小さな電気屋さんが大量にあります。おーここ深圳で見たかも?!という雰囲気です。MRTの駅からすぐのところで、斜め向かいにあるSIM LIM TOWERと電気街を構成しています。今回一緒に出店するジャカルタ在住のNakaさんに連れてきていただきました。

SIM LIM TOWER

こちらの方が1フロアごとの面積は小さめ。どちらのビルにも似たようなお店が入っているけど、ちょっとずつ違うので両方見るといいと思います。近いですし。秋葉原の駅前に小さいお店が一杯入ってるところ、段々減ってますがまだ生き残ってますよね、ああいうのが詰まってる感じです。

深圳の華強北は広いしマニアックなお店もありますが、こちらがああいう所で売っている変なものを厳選したセレクトショップっぽいお店も当たりするのである意味で楽チンです。変なUSBコードから、卓上扇風機、カメラ、HMDなど様々なモノが売られています。ちょっと欲しいモノがあったのに買い忘れてしまいました・・・。

Nakaさんオススメのキットがこちら、説明書の通りに組めば、犬の鳴き声とか、水が流れる音、サイレンなどのブザー音の出るデバイスになります。こういうのが大量にあるのですが、一個一個の出す音が違うので、音の種類ごとにパッケージがあるという・・・。沢山ありすぎて決めきれずに買わなかったヘタレです。

パソコンの修理のお店もあれば、最新のスマホを売っていたりするお店もあるんですが、やっぱりこういうとりあえず部品売ってます!みたいなお店を見ると興奮してしまいます。まあ私はこういうの見てもそれぞれが何をするものかわかっていませんけど、メカ好きなんです。アムロの父がガンダムのパワーアップパーツを組んだ時はこういうお店で材料仕入れたに違いありません。

こういうのとか。新品なのか中古なのか・・・。よくわかんないモノな分、より一層格好良く見えるわけですが、これが何なのか知っちゃうと全然盛り上がらないのかもしれないですね。私は子供の頃は近所の神社の隣が家電などのスクラップ屋さんだったので、よく探検してはテレビの裏から真空管を抜いて道路に投げつけて爆発させたり、八木アンテナでサーベルを作ったりしていたので、なんか懐かしいです。

そういう小汚いモノのお店があるかと思うと、小綺麗なお店でLittleBitsとかを売っていたりする。その上にあるのは3Dペンですね。なんか知育系のデバイスが結構売られていました。

例えば、このMakeblock。結構部品も扱っていて品揃えも充実していました。この他、ArduinoやRaspberry Pi、SEEEDの製品などいろんなモノを売るお店が沢山入っていて面白いです。サーボやモーター系に強いお店、3Dプリンターにつよいお店など様々な特徴を持った小さなお店が集まってます。

うおおお!Raspberry Pi Zero初めて見たよ!って思ったら値段は6000円くらいしてました。確か5ドルのはずでは・・・。まあ日本のAmazonでもそういうしか売ってないですよね。それだけじゃなく、Beagle Boneとかその他の小型ボードなども扱っていて、shield関係も充実してました。3G通信キットとか。

技術書のお店もありました。Modern Computerという本が気になったんですが、モダンって付いている時点でいつの本だろう?と思ったり。さすがシンガポールということで英語の本がほとんどでした。英語で読めるというのは強いですよね。日本だと翻訳されるまで時間かかるとか、翻訳の意味がわかんないとかもありますし。

電池屋さんでは、SANYOロゴも見かけました。懐かしい。そしてそのSANYOの製品の前でエボルタくんがガッツボーズしていてなんとも言えない切ない感じに・・・。でもこのエボルタくんちょっと欲しいかも。売り物ではないようでした。

HMD売り場が結構あったんですが、ほぼ全部スマホを入れて使うやつでした。そんな中ちょっと変わった凄そうなのを発見して、「うおおお!なんじゃいこれは!」と駆け寄ったら、なんと!なんとなんと、ただのアイマッサージャーでした。目の疲れにすごくいいよとのこと。

SEEEDの製品もあちこちで見かけました。そんなわけでシンガポールの電気街探検でした。値段は日本で買うのとあんまり変わりませんでした。帰国してからSamsungのS7を会社用に買うようにと言われていたのを思いだしましたが後も祭りでした。携帯ショップはあんまりちゃんと見なかった><

BMW i3 /1泊2日試乗体験 vol.2

結局、自動運転、というかアクティブ・クルーズ・コントロールはどうなの?

ということで、日曜は朝からこの機能を多用しながら、134号を東へ西へと走り回ってみました。結論から言うと下道では使いにくいです。基本的にクルーズ・コントロールの発展型であるためか、まっすぐの道で渋滞にはまっても平気なんですが、例えば渋滞している道がかなり急カーブしている時に、前の車が発進して進んでしまうと、少しi3の反応が遅れるためにi3がカーブなのもあって前に車がいないと判断して急加速したりします。結構怖いです。高速道路とかならそういうことはないと思うんですけどね。またTESLAみたいに車線を認識して勝手にまっすぐ走ってくれるわけではないので自分でハンドルを調整しないといけません。(TESLAも手放し運転はできないけど)

それと、渋滞でも車が止まって前の車に追随して勝手に走り出すのはいいとして、渋滞だと結構車間が狭くなりますよね。そういう時に横から車線変更してくる車がいる時に、構わず加速するのでちょっと怖かった。自分で慌ててブレーキ踏んでなんとかなる感じ。

i3は車が小さいというのもメリットかも。その分巡行距離が短いですが、鎌倉や逗子、葉山などの細い道ではとても走りやすかったです。さすがに自動ではなかったですが苦にならず。普段だったら途中で車を停めたりすると駐車場も狭かったりするので立ち寄らないのですが、今回は森戸神社で寄り道してみたり。朝早い時間だったのでそこまで車はいませんでしたが、やはり細い道ではすれ違う時緊張しますよね。i3ではそういう時にかなり精神的に楽だったなと。

鎌倉のパタゴニアの横では、朝に地場の野菜の市場が開かれます。結構変わった野菜が売られていたりしますが、だいたい7:30~8:30位の時間帯が一番品物が揃っていて、早すぎると農家の方が来てなかったり、遅いとこの辺りでレストランなどをやっている人たちが買い占めてしまうのでうまく時間を合わせると面白いかも。普段は134号線が混むのであまり来たくはないのですが、i3ではあまり苦になりません。渋滞中面倒な動作から解放されますし。なのでさっき下道では使いにくいと言ったばかりですが、使い方と癖を理解していれば結構使えるのかなと思いました。

全体的に見て、TESLA ModelSを体験した後だと、「こんなもんか?」という部分もありました。そもそも値段が倍くらい違います。仕方ない面もあります。それとやはりネックは充電。このまま電気自動車が増えていくと、充電スポットにやっとたどり着いたら誰かが充電しながら車を放置していたら・・・みたいなコインランドリーでありがちな状況が発生しそうです。そのあたり何とかなるようなら電気自動車はとにかく静かだしかなり心動かされました。もしTESLA ModelSを知らずに試乗していたら凄く頑張って買ったかもしれない・・・。ただし、この車のコンパクトさが別の面で仇になる部分もあって、自分が住んでいるあたりの細い道では対向車が偉そうに避けずに突っ込んでくるというオマケつきです。舐められちゃうというのはあるかも?

BMW i3 /1泊2日試乗体験 vol.1

前回の試乗の後、担当のMさんから電話があって週末に乗ってみませんか?と誘われたことから、借りちゃうことにしました。やっぱり丸2日自由に試せるって色々わかるだろうなということで、朝ディーラーに車を取りに行ってそのまま箱根ターンパイク、下道でおりて来て藤沢まで戻ると言うコースで1日め。朝ネットでPSVRを予約しようとして手間取っているうちに予約には失敗するは、約束の時間には遅刻するはですみませんでした。

インターフェースはもう少し何とかなるかも?

担当のMさんに、適当に行き先セットして出かけるのでもう大丈夫ですよと伝えて、出発前にナビを使ってターンパイクの上の大観山を設定・・・しようとしたんですが出てこないんです。あそこの正式名称知らないけど、大観山で通じますよね。仕方ないので西湘バイパスのPAは検索できたので、そこを目的地にしておき、iPhoneのgoogleマップで大観山をセット。しのごのやっていたら担当Mさんが出て来て大丈夫かなあ?という顔で見ていました。前職でカーナビ作ってたのに最近はカーナビに触ってなかったので純正ナビといえどもかなり進歩してるんでしょう?と思っていたらそうでもなかった・・・。市販のナビのクイックな応答はやっぱり凄いんだなと思い知りました。市販のナビとかもう買わないけど。

BMWといえばこのi-Driveコントローラー。昔はコツコツと反応するハプティックだったのに今はフィードバックないんですね。走り出す前に色々触ってみたけど操作の物足りない感じは以前と変わらないような?特にひらがな五十音入力は相当イライラしました。TESLAのタッチパネルが良すぎなのかなあ・・・。メニューの遷移もちょっともっさりです。もっとスパッ!スパッ!って画面遷移させた方が良いかも?どうせならiPhone繋いだらgoogleマップ使わせてよ!(若干矛盾してますかね、appleのMAP寂しいし)などと思いつつ出発です。

アクティブ・クルーズ・コントロールはかなり便利

運転席からの眺め。メーターは大きめのスマホくらいの液晶表示とその周囲に固定セグメントの照光インジケーターがあります。走り出して、しばらく走ったところ。33.2km走って、画面右下の青い電池のバーが1/4減っているのがわかります。あと76km走るよと。大観山まではだいたい90kmだったので、まあ行けるかな?

i3の特徴の一つである、ほとんど自動運転みたいなアクティブ・クルーズ・コントロールを試します。その名の通りクルーズコントロールの進化版で、速度をセットするとその速度で走るんですが、前方の車に合わせて減速したり、停止したりします。停止した後2,3秒で解除されてしまうので、一旦停止した後にどうやって復帰していいかわからず戸惑ってました。国道1号線はかなり混雑してたんですが、自動走行に慣れて来て楽でした。停止してもすぐに進めば自動で追従するけど、解除になってしまったら、アクセルをちょっと踏めば進みだして、もう踏まなくても大丈夫でした。結構車間をあけて走るので、横から車が入って来たりしましたが今日はほぼ問題なく行けました。ハンドルのところの「RES」ボタンを押してもいいみたい。

新湘南バイパスから国道134号に入って、西湘バイパスになるところで左の脇道に逸れてちょっと進むんだところにある大磯港にある「めしや」というお店。前から気になってたんで行ってみました。12:45くらいだったんですが上の写真ようにほとんどのメニューが横線で消されていてほとんどありませんでした。私がたぶん最後の太刀魚煮付け定食、妻は本カマス塩焼き定食を注文して、お店の前の列に並んで結構待ってやっと食べれました。ボリュームがあって美味しかったけど今度はもっと早い時間に来ないといけないですね。

上り坂ではそんなにすごい加速ではないかも?

とりあえずどこか行くアテのない時はターンパイク。一回720円も掛かるので空いているし、走りやすいし木々の中の道は気持ちいいですし。お料金所でお金を払ってからどれくらい加速するか本気で踏んでみました。これが意外と大したことがない感じかも?加速はいいけど伸び悩むような。まあそんなものかと思って流しながら登っていきます。SUVみたいに背が高いので景色もいつもよりたくさん見れてよかったです。お猿さんが道端にいっぱいいましたね。

上の方の展望台みたいな場所や大観山のあたりで撮影しまくり。時間的に逆行だったりなかなかうまくいかず。この窓の形も凄すぎです。後の窓が下がってるのは乗った人が景色見やすくするためなんでしょうか?結局大観山まで他の車に煽られたり、前の車に詰まったりすることなく快適に到着。その時点で電気で走れるのは残り9kmになっていました。もう少し電気を使うと、レンジエクステンダーが作動してエンジンが発電を自動的に開始してもう100kmくらい走れるはずです。

充電はどんなもんなのか?

この写真は途中で車を止めた時のもの。この後残り9km走れるよという表示になってドキドキしながら、無料で充電できるところを探してみたところ、大磯町役場で試験的に急速充電機を無料で提供していることがわかりました。早速今度は下道で芦ノ湖や箱根関所跡などの脇を下道でおりて行きます。以前Mさんが「回生ブレーキで充電するので、箱根の下りではかなり走行距離伸びると思いますよ。」と言っていましたがさすがに残り9kmです。途中で自動てきにエンジンが始動するだろうと思っていたんですが坂道を下って行くと航続距離がどんどん伸びて行って、麓の風祭のあたりの時点でなぜか残り24kmとかになっていました。びっくりです。

土曜日なのでひっそりしている大磯町役場。そのまん前に充電スタンドがある。利用についてはこちら(http://www.town.oiso.kanagawa.jp/soshiki/seisaku/somu/tantojoho/ev_charge.html)

庁舎の中の日直の方に充電したい旨を告げると、充電スタンドの鍵を貸してくれて、その後は機械の指示に従って充電、終わったら鍵を返すという流れです。

車体右後部のリッドを開けて、そこに充電スタンドのアダプターを挿しこみます。アダプターのロックをして、スタンどのSTARTボタンを押して充電スタート。だいたい30分掛かるよと表示が出ました。

スタンド側のパネル。操作方法などが細かく書かれていて、図解もあるので初めてでも割と簡単にできました。ちょうど日陰だったのでこのまま車の横で缶コーヒーを飲みながら30分待ちました。ガソリンの車だったらスタンドで入れたらおしまい!ですが、電気自動車は急速充電といえどこの待ち時間問題が発生しますね・・・。電池の容量の多いTESLA ModelSはこの倍くらいかかるのかな?もし、ギリギリのところでスタンドにたどり着いたのに先客が充電開始したところだった場合絶望しちゃいそうです。

車の中の表示はこんな感じ。満タンになるのは5:57とか出ていますが、このスタンドは5:00までしか使えません。スタンド側の表示では4:40くらいにはおおよそ終了すると出ていましたので同期はしてないのかな?

上の表示の右下、白いバーと103kmと書いてあるのがレンジエクステンダーという650ccエンジンで発電しながら走る機能の表示。電気がなくなったら自動的にこっちに切り替わるのでここで絶対充電しないといけないわけではなかったですが、充電してみたかったので・・・。この後無事8割がた充電できた時点でスタンド側が給電をストップしたので鍵を返却して帰宅しました。大磯町役場さん、ありがとうございました!

Maker Faire BayArea

先月のことですが、Maker Faire BayAreaに参加して来ました。Tokyoには一昨年、一人で出展する方に相乗りで参加させていただき、去年はつくる〜むのユーザーで出展したことがあります。いつかはBayAreaとかNY、ROMEなんかに行ってみたいなと思ってたんですが、出展申込みしたら行かざるを得なくなるよね?ということで申込みしてみたのでした。そしたらあっさり当選。なんでもBayAreaは申し込めばそのまま参加できるスタイルだとか・・・。さすが土地の広いアメリカ。恐るべし。

なんか変だと思ったんですが、ゾーン2の私のブースの周囲は企業ばかりでした。斜め向かいはUltimakerだったり、前はAutodeskで、奥にはBarnes & Nobleの出店もあったりで豪華でした。超気合の入ったブースの横に、テーブルむき出しのちっさいブースだったので、慌ててTARGETに行ってヨガマットの安いペラペラの物を購入してテーブルクロス変わりにしました。どうやら日本人の出展者の多くもこのあたりにいたようです。早速Ultimakerのブースで質問攻めしてきました。「何でUltimaker Originalはデュアルヘッドがあるのに、Ultimaker2にはないの?」「最近マイナーチェンジしてUltimaker 2+になったけどどれくらい違うの?」あんまり有用な答えはもらえなかったけど、やっぱり2+にアップグレードした方がいいらしい。

それにしても周囲に出展している人たちのUltimaker使用率がかなり高かった。ヨーロッパではそういう傾向だと聞いたことがありましたが、MakerBotの国でこれは・・・。自分のブースの2個隣のMaker Girlsという女の子達もUltimaker2を2台持ち込んでいましたし、他のブースでも自作とか、自社製品の展示じゃない場合、過半のブースでUltimakerを置いていたように感じます。黒い3Dプリンターほとんどなかった・・・。

BayArea名物は大きなモノ、乗り物という話でしたが、このジープのボディーは3Dプリントされたモノです。以前Local Motorsの見学に行きましたが、そこで見た世界初の3Dプリントカーよりもかなりクオリティーが高かったです。とにかく表面がめちゃくちゃ磨きこまれていて、3Dプリント特有の畝が見える部分には使われていません。パテで畝と畝の谷を埋めて研磨しているとか。素材はカーボンファイバーを配合したプラスティックらしく、かなり強度があると説明してくれました。売ってくれたら欲しいくらいの出来でした。

Googleのブースでは、Google Glassがどのように試作されて進化していったかを見せてくれました。下から古い順に並んでいて、上に行くほど新しいもの。一番下のモノも、これでも3番目の試作だと言っていました。すごくごついモノがどんどん洗練したものになって行くのがわかります。説明をしてくれた長髪のおじさんはノリノリで苦労を説明してくれたのですが、途中から彼のテーマだったんだろうなと思われる入力デバイスの話になって、ブースから離れられなくなってしまいました。どんどんエピソードが出てくる。

流行ってるのか、このタイプを4、5件見かけました。で、大抵動いていない・・・。人の身長とほぼ同じサイズなのでやっぱ初見はビビります。人型のロボットというのか、アンドロイド?はやはり夢がありますよね。昔Bjorkのロボットが出てくるMVが好きでDVDを買ってしまったんですが、頑張ればそれに近い雰囲気になりそうな?

私のブースでは主に2つ、THETAカエルという手製HMDとアプリのセットで、THETAで撮影した360度映像を見せるもので、日吉ジャンプの要領でジャンプすると建物を突き抜けて、屋上の上空まで行けるというモノ。これが誰かがやっていると行列が出来てしまって、二個持ってくるんだったと後悔しました。本当は紙製のカエルのお面が付くんですが、持ってくる間に壊れてしまうと思ってやめました。やはり持ってくるべきでした。インパクトが違いますよね。カエルのお面被った人がぴょんぴょん跳んでるのは。

もう一つは、ドキドキセンサーというモノで、カチューシャを付けると心拍数を計測して心拍数に応じて青や赤に光というもの。なぜかこれも人気。やっぱり光るからでしょうか?装着して足踏みをメチャクチャやって心拍数を上げようとしたりなかなか面白いです。ちょっとセンサーがうまく働いてない感があったけど、うまいことシンクロする人もいて、走り出すと赤くなったりしたこともあったのでちゃんとしてる?!

彼はノリノリで、装着して自撮りでムービーを撮りながらレポートをしていました。「さ〜!何色に光でしょうか!おっと、青だぞ、それじゃ今から興奮してみますね!うおおおおおっ!」とか。YouTuberってやつでしょうか?かなり楽しそうでした。心拍数を測るというのがそんなに面白いのかわかりませんが、老若男女が試してはお互いの色を報告していました。(自分では見にくいので)3Dプリントした筐体の中にLEDを仕込んでいるので、ボワ〜っと光るところも良いと言ってもらいました。

「俺これ知ってるぜ、スタートレックのアレだろ?」

(いや、違うけど・・・まあ、いいか)「そう!スタートレックいいよね!」

「わぁ〜」

「おいおい!何が見えるんだ?」

「ワォ!空に浮いてる!浮いてる!」

「オイ〜、どういうことだよ。俺にも貸してくれよ。ははは」

みたいな感じで、家族連れがすごく多くて展示していて楽しいです。体験した人の4割くらいの人は値段や、どこで売ってるかを聞いて来ました。

「これはまだ作ってみたレベルなんで、googleのカードボード買って、似たようなアプリがあるのでそれで楽しんでみて!」

他にも2個ほど展示してたんですが、玄人向けでほとんどの人は興味を示しませんでした。でも数人ののインド系の方がめちゃくちゃ食い付いて来ていろいろ質問してくれました。

その私のブースの横をスターウォーズに出てきたような車が駆け抜けていきます。車自体が展示物なので、移動しながらアピールできるわけですね。ちょっと羨ましい。インパクトもありますし。しかしこのドームはどうやって作ったんだろう・・・。

そういえば、会場の外で、こいつを見かけました。もう普通に使われているんですね。凄い。まだ実物に乗ったことないんですけど、起業に至るストーリーも面白いし気になる存在です。

三日目の朝、ちょっと忘れ物をしてホテルに取りに戻ったんです。その間に開場して、更にそこに具合の悪くなった人がいて、私のブースが救護所になっていてビックリしました。運営の方たちにめちゃ謝られたんですが、この隙にあちこち見学できるんでラッキーと伝えて、会場を一回りしたら、救護所は解散していました。ほっ。

いろいろ見て回った中で面白かったのは、これ。3Dプリンターで出力したものなんだけど、この模様どうやってるの??と思ったら、なかなか凄いです。

3Dプリンターの手前にこの謎のボックスを設置、CMYKの4色のフィラメントを挿入して、内部でどの色をどのくらい混ぜか?を調整してその都度任意の色に調合したフィラメントに作りなおして、3Dプリンターに送るというもの。思いついても作らなかったけど、実際に作ったのが意外とちゃんと使えるのかも?という印象。凄い。

会場で面白かったのは、この車いすのおじいさん。杖の先に360度カメラ(残念ながらTHETAじゃない)を付けて、人混みでブースが見えない時に、杖を突っ込んで、HMDで見るんだって!それだけじゃなく、身に付けている様々なモノに一癖ありそうで、気になりました。今回思ったのはVRとかARみたいなモノはほとんど見かけなかったなと。あと食べ物はいろんな屋台が出ていて楽しかったです。

ところで、Maker Faire会場に雨を降らしたのは私です。ということで終わりです。いろいろ面白いモノがあったのにあまり時間がなくて写真もちゃんと撮ってなかったみたいです。参加している日本人で飲むという企画があったんですが、70人くらい中華レストランに集結しました。参加しなかった人もいたのでもっともっといたらしいので100人以上いたんでしょうね。手伝ってくれた、Iwayamaさん、本当にありがとうございました。心理的に超助かったのと、英語での説明、そう言えばいいのか!といろいろヒントをもらいました。